こんにちは、みむぅです。
Windows購入のポイントをシリーズでご紹介しています。
前回は、ストレージ選びのポイントをご紹介しました。
CPU、メモリ、ストレージとパソコンの機能は決まったとして、次に考えるのがMicrosoft Officeをどうするかということになります。プリインストール版を使うか、別途Office を購入するか、Microsoft365を使うか・・・。
今回はどのMicrosoft Officeを選べば良いかを考えたいと思います。
1. まずOfficeの種類を確認
プリインストール版と、別途購入したOfficeと、Microsoft365の違いをまとめます。
プリインストール版はそのPCでのみ利用可能、別途購入する場合はPCを買い換えても永続利用が可能で同一アカウントで2台のPCで利用可能、Microsoft365は1アカウントで最大5台のPCにインストールが可能で最新バージョンに自動更新ができます。
そして、プリインストール版Officeは法人向けの場合はMicrosoftアカウントが無くても利用可能ですが、別途購入するHome&Business等のOfficeはMicrosoftアカウントが必要となります。(Microsoftアカウントは無料版でもOKです)
法人向けPC購入ページの場合で特にOffice に個人向けと法人向けの記載がない場合は法人向けOffice になるはずですが、購入ページで個人向けと法人向けのOffice が選択できる場合は、Microsoftアカウントの有無を考えて選ぶようにしましょう!
なお、別途購入する場合でもMicrosoftアカウントを利用しないでインストールが可能な法人向けOfficeもあるのですが、入手が難しいのと、コマンドプロンプトを使ってインストールをするため慣れないと難しいので、ここでは入手もインストールも容易なMicrosoftアカウントが必要なOffice をご紹介します。
2. Office の価格を比較します!
次に価格を比較してみます。(税込表記です)
法人向けプリインストール版Office の場合
Word ,Excel,PowerPointが使えるOffice Home&Businessの場合は33,000円、Accessも使えるOffice Professionalは55,000円です。
これらを5年使う場合で考えて60ヶ月で割ると月々の費用はHome&Businessは550円、 Professionalは917円となります。(HPのサイトを参考)
別途購入するOffice の場合
Home&Businessは38,284円、Professionalは65,784円です。
同様に60ヶ月で割ると、Home&Businessは638円、Professionalは1,096円となります。
(Microsoftサイトを参考)
買い切りOfficeの場合、プリインストール版の方が端末が限られる分少しだけ安くなります。
Microsoft365の場合
Microsoft Officeのインストールアプリが使える一番安い365のプランが「Microsoft 365 Apps for business」で、年契約だと990/月です。
なお、Microsoft365は、Office Professionalに含まれるアプリと1TBのOneDriveをインストールして使うことができます。(ビジネスアカウントですが、個人でも利用可能です)
3. クラウドストレージ利用でGoogleDriveを利用するかを確認
Microsoft 365を利用するとクラウドストレージのOneDrive 1TB分も機能としてついてきます。
前回のクラウドストレージを利用する場合、このOneDriveを使うのか他のストレージサービスであるGoogleDriveを使うのかを選ぶことになります。
会社の場合は、すでにどのサービスを使うのかが決まっていると思いますが、個人利用の場合はどのクラウドサービスを選べば良いか悩むところだと思いますが、利用するPCの台数で選択できるかと思います。次の章でご紹介します!
ちなみに、大容量クラウドストレージは使わないでPC利用をするとしても、無料版のOneDriveやGoogleDriveでも15GB分のクラウドストレージを利用することができますので、ファイル共有や複数PCで少量のファイル共用利用などに便利に使うことができます。
4. Office利用のおすすめチャート
以上を踏まえて、個人で利用する場合と法人で利用する場合で考え方が変わると思いますので、まとめたいと思います。
5. そもそもMicrosoft Officeは必要?⇨仕事なら必要!
Officeに代わるサービスとして一番に取り上げられるのが、Googleのサービスだと思います。
法人向けならGoogle Workspaceというサービスがあり、うちの会社でもこれを利用しています。
なんといっても同時編集と自動保存がすこぶる便利で、社内ツールはスプレッドシートに変わりつつあります。
WordやPowerPointに代わるアプリもありますし、Googleフォームでアンケートも簡単に作れます。
おまけにGoogleDriveは1人あたり2TBも容量があって、共有ドライブも使い勝手がいいです。
ならOffice自体もう必要ないのでは?と思うかもしれませんが、仕事で利用するならやっぱり必要です。
大手の会社になればMicrosoft365での運用が多く、ExcelやWord、PowerPointのファイルが送られてくることも普通にあります。送られてきたファイルを開いて編集して返送することもしますし、Excelでしか使えない関数等もあり、すべてのExcelファイルをGoogleスプレッドシートに置き換えることは難しいと思います。
そのため、仕事に使うならやはりOfficeはPCにインストールしておいた方が良いかと思います。
今回はMicrosoft Office の選び方をご紹介しました。
次回はPC選びで見落としがちな、インターフェイスやキーボードなどの本体部分についてご紹介します!
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